パソコンの使用による肩こりや、眼精疲労になってしまったらどうするべきかまとめた。
ちなみに俺は医療従事者でもなんでもないからあくまで素人の意見だと思って読んでほしい。
俺は昔から頭痛やめまいや吐き気に苦しまされていたが、原因の殆んどは肩こりによるものだとある時に気付いた。
それから、よくある3,000円で60分揉みほぐしというような手軽にマッサージを行えるマッサージ店によく足を運ぶようになった。
しかし、何度もマッサージ店に通ってると肩こりがだんだん回復しなくなっていると気付き、きちんと整骨院に通うようにした。
それから、整骨院の医師との会話を通じて肩こりに関する知識というのがさらに更新された。
肩こりに関する知識というのは今後も更新されていくと思うが、現時点でかなり知識が洗練されてきたと感じていたので、せっかくだからブログにまとめようと思う。
パソコンを長時間使っていると次のような症状がでてくる
- パソコンの利用の姿勢維持による首・肩・腰のこり
- マウスの利用の姿勢維持による右の肩こり
- キーボードの打鍵による肩こり
- モニターを長時間みつづけることによる眼精疲労
パソコンを使って長時間デスクワークをすると、上記のような症状があらわれると思う。
ざっくりいうと肩などの凝りと、眼精疲労だ。
パソコンはマウスを使う必要があるため、特に右肩が凝る傾向があると思う。
この記事を見ている人のなかにも右肩を回すとゴリゴリ音がする人がいるんじゃないだろうか。
右肩を回してゴリゴリ音がするのは、右肩ふきんの音が鳴っている箇所が凝っているからだ。
凝りをほぐさないと血行の流れがよくならないため、老廃物が排出されず、全身に酸素も供給されなくなってしまう。
体の部位で一番酸素を消費しているのは脳なので、血行が悪くなると特に頭が痛くなる傾向がある。
肩こりも眼精疲労もどちらも緊張型頭痛のような症状がでることが多いと思う。
だから頭痛やめまいや吐き気の原因が肩こりによるものなのか、眼精疲労によるものなのかわからなくなることもあると思う。
頭痛や目まいや吐き気を感じたら、眼精疲労ではなく肩こりが原因の可能性が高いと思った方がいい。
ただしこれは俺の経験則から言っていて、頭痛やめまいや吐き気を感じたときに肩こりの解消に必要な行動をとった結果なおったという経験が多かったというだけだ。
個人差もあるかもしれない。
とくに女性は体質もかなり違うと思うので、パソコンでデスクワークをするとよく右肩が凝るといったが、首のほうが凝ったりしている人もいると思う。
肩こりや眼精疲労の解消方法
症状 | 対処方法 |
---|---|
肩こり | 整骨院に通う(手揉みNG) |
凝っている箇所を動かす | |
全身を動かす、ストレッチをする | |
安静する | |
眼精疲労 | 目をつぶって安静する |
目の周りを軽くマッサージする | |
目の周りを温めたり冷やしたりする | |
目薬をさす |
肩こりや眼精疲労の解消方法を一覧にしてまとめると上記の通りになる。
特に有効だと思うものを太字にした。
具体的に一つずつどういった解消方法なのか説明していこうと思う。
整骨院に通う(手揉みNG)【肩こりの解消】
まず「整骨院に通う(手揉みNG)」について説明しようと思う。
肩こりの解消で一番手っ取り早い方法ではあるが、いかんせんお金がかかるのがネックだ(整骨院にもよるが、だいたい一回の診療につき3,000円程度)。
整骨院選びのポイントとして手揉みをあまりしない整骨院をおすすめする。
俺が過去に通った整骨院で言われたことだが、手揉みで肩こりを解消すると筋肉を傷つける可能性があるらしい。
手揉みだと深部にまでとどかないというのと、あとは凝った筋肉を力技でほぐすことになるため一時的にはよくなったような気がしても、体の防衛反応でかえって筋肉が硬くなってしまうようだ(たぶん揉み返しというやつだと思う)。
蚊に刺された後にかゆいからといって掻きむしってしまえば、一時的にかゆみは止まるが、しばらくするとかえってかゆみが悪化してしまうことがある。
手揉みで肩こりを治すというのはそれに近いことなんだと思う。
ちなみに俺が過去に通ったことがある整骨院では患部の付近に電流を流して血行を良くするという施術を行っていた。
電流を流すことにより深部の筋肉を収縮させて、その後、自然に筋肉が元に戻る時の反動でポンプのように血液を流して血流をよくしてるらしい。
はり・きゅうとかはどうかというと、俺はやったことがないからよくわからない。
あと、大事なのは優良そうな整骨院に通うようにしたほうがいい。
確実ではないがネットで評判を調べて評判の良い整骨院に通うなんていうのもいいかもしれない。
たとえば、手揉みをあまりしない整骨院ならなんでもいいみたいな考えで整骨院を選ぶのはおすすめしない。
いくら手揉みをしないからといってヤブじゃないとは限らない。
それどころか俺が過去に行った整骨院がたまたま良い医者だっただけで、その良い医者が「手揉みは良くない」と言ったからといって手揉みでも優秀な医者はいるかもしれない。
せっかく整骨院に通うなら「普段からどんな方法で肩こりのケアを行うべきか?」も教えてもらうといいと思う。
俺が知らないようなこともいろいろと教えてもらえるかもしれない。
凝っている箇所を動かす【肩こりの解消】
つぎに「凝っている箇所を動かす」について説明する。
これは例えば右の肩が凝っているなら右の肩をまわしてゴリゴリ音を鳴らし、首が凝っているなら首を回してゴリゴリ音を鳴らすのを淡々と行うということだ。
はっきりいってこれが一番重要だ。
当たり前といえば当たり前だが、肩こりの原因は肩が凝っていることが原因なので、凝っている箇所を動かして凝りをほぐすというのが一番重要になる。
肩こりの解消方法としていろいろ挙げたがこれが一番、肩こりの解消に直接的に効果があるといっていい。
整骨院に通うのが一番効果的に思えるかもしれないが案外そうでもない。
整骨院で施術してもらえる時間は、整骨院にもよるかもしれないがだいたい一時間くらいだろう。
一時間でできる施術というのは限られている。
凝っている箇所を動かすというのは、お金もかからず時間さえいつでもできる。
この解消方法はとにかくゆっくりと凝っている箇所を動かし、ゴリゴリという音が無くなるまで行うのがポイントだ。
勢いよく激しく腕を回したり、首を回したりすると患部を痛める可能性があるから注意が必要だ。
手揉みに近いと思うかもしれないが、腕を回したり、首を回したりするという方法は深部の凝りをほぐす効果があるところが良い。
凝っている箇所を放置しておくかぎり、どうしても頭痛やめまいや吐き気はなくならないのだ。
全身を動かす、ストレッチをする【肩こりの解消】
「全身を動かす、ストレッチをする」について説明しようと思う。
全身を動かしたり、ストレッチをするのは何がポイントかというと、凝っている箇所いがいの血行をよくするという意図がある。
肩こりもそうだが血行不良になるところが一番の問題で、全身の血液の流れをよくして老廃物が排出され酸素が全身に供給されるということが目的なのだ。
肩こりの一番の原因である「凝っている箇所を動かす」という解消方法に比べたら重要度はやや低いが、「全身を動かす、ストレッチをする」という解消方法もそれなりに重要度は高い。
まず、「全身を動かす」についてだが、もし何も運動をしていないというのなら腕を振って散歩をするというのがいいと思う。
手軽に全身を動かすことができる。
けっこう恥ずかしいかもしれないが、「凝っている箇所を動かす」というのをセットで行うと時間の無駄づかいをしないですむかもしれない。
どれくらいの時間をかけてやるかだが、空き時間に応じて調整した方がいいと思う。
人によっては30分間を週3回だったり、毎日2時間だったりするかもしれない。
俺はやっていないけど、近所の公共のプールで泳ぐというのもいいかもしれない。
腕を振って散歩するよりも効果的な可能性がある。
しかし、散歩に比べると少し手間がかかるのがネックだと思うので、腕を振って散歩する方法のほうが無難だと思う。
もし、なにか軽い運動をしているならそれを続けていれば問題ないのかもしれない。
ただしかならず全身を動かしていることが重要だ、例えば足は動いているけど腕が動いていないとか、腕が動いているけど足が動いていないような運動はNGだ。
あと、筋力トレーニングで全身を動かそうとするのはあまりおすすめしない。
というのも筋力トレーニングをすると交感神経が過剰に優位になってしまい、神経が疲れてしまうからだ。
とはいえ絶対に筋力トレーニングをしたら駄目というわけではないので、たとえば腕を振る散歩をして、それとは別に趣味で筋力トレーニングを行うというのは別にいいと思う。
というか肩こり解消のために趣味でやってる筋力トレーニングをやめるというのはそれはそれでどうかと思うしね。
つぎに「ストレッチをする」についてだが、体育の授業の準備運動でやるようなストレッチの内容でいいと思う。
屈伸とかシンキャクとか、アキレスケンで足をストレッチしたり、
あとは前屈したりとか腕を伸ばしたりとか上半身もストレッチするといいと思う。
どんな方法でもいいからとにかく伸ばしていない箇所がないくらい隈なくやるのがポイントだと思う。
安静する【肩こりの解消】
肩こりの項目で最後の「安静する」について説明する。
意外かもしれないが「安静する」というのはあまり効果がない肩こりの解消方法だ。
肩こりというのはあくまで凝りをほぐすことで解消される症状だからだ。
つまり「安静する」 → 「体を動かさない」 → 「凝りがほぐれない」ということになってしまう。
ちなみに肩こりしている状態だと血行がよくないため、老廃物が排出されず、酸素も供給されないため体力の回復スピードが遅くなってしまう。
その状態で休んでも体は大して休まらないのだ。
それどころか、安静すると体が同じ姿勢のまま維持されてしまうためかえって凝りが悪化してしまうことがある。
「じゃあなんで安静するんだよ?」と思った人もいるかもしれない。
なぜ安静する必要があるかというと、自律神経を整えるためだ。
肩こりが発生している時というのは交感神経が優位になっていて体がリラックスできてないことが多い、だから安静して体をリラックスさせる必要がある。
当然だが、体がリラックスできていないと眠りは浅くなってしまう。
体をリラックスさせることにより夜に寝るときに眠りが深くなり、体力がすごく回復するようになるのだ。
「安静する」という行為はどれくらいやるべきかと気になった人もいると思う。
これも「全身を動かす、ストレッチをする」と同様に人によって調整した方がいいと思う。
たとえば毎日夕方の5時30分~6時の間は隙間時間があって読書をしていたが、その時間は目をつぶって休む時間につかったり、
いつもは寝る直前まではゲームに熱中していたが、夜9時を過ぎたら明りを少し暗くして布団に入ってぼんやりラジオを聞いて寝る準備に入るとか
その程度でいいと思う。
ただし、さっきもいったが「安静する」という行為そのものでは肩こりをまったく解消されない。
肩こりの症状によくある頭痛やめまいや吐き気は安静しているだけではまったく回復しないのだ。
あくまで「凝っている箇所を動かす」とか、「全身を動かす、ストレッチをする」とセットで「安静する」ということが大切だ。
目をつぶって安静する【眼精疲労の解消】
眼精疲労の解消方法「目をつぶって安静する」について説明しようと思う。
はっきりいって眼精疲労の解消は「眼をつぶって安静する」以外にないと思っていい。
この方法いがいは全て気休めだ。
現代社会はパソコンを見たり、スマホを見たり、テレビを見たりと光る画面を見ることが多い。
つねに眼は疲れている。
しかし、裏を返すと眼を使わないと日常生活でやっていることは何もできないということになる。
眼を休めるために眼を閉じる時間を確保するというのは難しい。
かといって眼を閉じないで眼を休めるというのははっきりいって何言ってんだこいつという感じなのだ。
言うなればジョギング中にジョギングを途中でやめられないからといってエナジードリンクを飲んで体力を回復したと思いこむようなものだ。
当然だが、そんなことを現実でやっている人間はみかけない。
どうやって眼を休めるかだが、肩こりの解消の「安静する」で説明した方法に眼を閉じるというのを加えるのがいいと思う。
通勤や通学で電車に乗っている時間はいつもスマホを見ていたが、到着するまでは眼をつぶって安静したり、
あとは風呂に入っている時間は、いつもは風呂場に防水スマホを持ちこんでいたが、防水スマホを持ちこまずに眼を閉じてゆっくり風呂に浸かったりとか
そういう感じで眼を休めるのがいいと思う。
目の周りを軽くマッサージする【眼精疲労の解消】
「目の周りを軽くマッサージする」について説明する。
さっきもいったが、眼を休める方法は眼をつぶって休める以外は全部気休めの方法だ。
つまり眼も休めるつもりがないのに、目の周りを軽くマッサージして眼精疲労の解消をしたと思うのは愚の骨頂だ。
ちなみに俺は基本的に「目の周りを軽くマッサージする」というのはやっていない。
とはいえ、眼を休めて安静するというのは時間の確保が難しいと思う。
なので、「目の周りを軽くマッサージする」というのは気休めの解消方法だというのを理解した上で行うのはありだと思う。
目の周りを軽くマッサージすると何故、眼精疲労が解消するのかというと目の周りの血行がよくなるからだ。
血行がよくなると老廃物が排出され、酸素が供給されるため、目の回復スピードがあがる。
目のマッサージ方法はよくわからないが、youtubeで少し探せば下の動画のようなものはいくらでも出てくると思う。
動画を見て自分でもできそうだなという部分を自分でマッサージするといいと思う。
目の周りを温めたり冷やしたりする【眼精疲労の解消】
「目の周りを温めたり冷やしたりする」について説明する。
これも目の周りを軽くマッサージするに似ていると思う、目的としては目の血行を良くして目の回復スピードを上げるということだ。
やはり「目の周りを軽くマッサージする」と同様に、眼も休めるつもりがないのに、目の周りを温めたり冷やしたりして眼精疲労の解消をしたと思ってしまってはいけない。
とはいえ、やはり眼を休めて安静するというのは時間の確保が難しいと思う。
なので、「目の周りを温めたり冷やしたりする」というのも気休めの解消方法だというのを理解した上で行うのはありだと思う。
市販の商品でもホットアイマスクというものがある、
目薬をさす【眼精疲労の解消】
「目薬をさす」について説明する。
目薬をさすことで目が渇くことによる目のダメージを減らすことができるというものだ。
でも、これも気休めな眼精疲労の解消方法なので、やはり眼も休めるつもりがないのに、目薬をさして眼精疲労の解消をしたと思ってしまってはいけない。
目薬は500円くらいでもそれなりのものが買えるし、目薬をさすだけなら大した時間も労力もかからないのがいいと思う。
使う目薬は別に高いものは必要ないと思うので、ロートスマイル40EXくらいでいいじゃないだろうか。
重要なポイントまとめ
- デスクワークでパソコンを使用していると肩こりや眼精疲労が生じる
- 頭痛やめまいや吐き気を感じたらまず肩こりを疑う
- 肩こりの解消方法でもっとも有効なのは凝っている箇所を動かすこと
- 安静しているだけでは肩こりは治らない
- 眼精疲労は目をつぶって安静するのが最も有効
重要なポイントをまとめると上記の通りになる。
重要なポイントに書いたことはもちろん全て大事だが、
特に重要なのは、長時間のパソコンの利用で頭痛やめまいや吐き気を感じたらまず肩こりを疑うことと、肩こりの解消方法でもっとも有効なのは安静するということではなく凝っている箇所を動かして凝りをほぐすことだと思う。
肩こりで困っている人や、眼精疲労で困っている人がいたら是非ためしてみてほしいと思う。
あと、単純に疲れがたまっていると体がだるくなることがあるので、肩こりや眼精疲労だけでなく色んな角度から自分の体調管理を行うことをおすすめする。